事例Ⅳ対策におすすめの参考書「30日完成! 事例IV合格点突破計算問題集」

中小企業診断士の2次試験においては、事例Ⅳの得点が合否を決めるといっても過言ではありません。

得点できる人は満点近い点数が取れ、一方で苦手な人は足切りギリギリの得点になってしまうケースも少ないため、事例4対策の巧拙が非常に重要というわけです。

そんな事例4「財務・会計」の対策に当たって、独学派のサイト主もいくつか参考書を使用しましたが、今回は最も使用した参考書である「30日完成! 事例IV合格点突破計算問題集」を紹介したいと思います。

30日完成! 事例IV合格点突破計算問題集

事例4の対策問題集は他にも多数存在しますが、その中で本書をおすすめしたいのは、以下3つの理由からです。

解説が丁寧である

参考書に求める条件として、最も重要なポイントが「解説が丁寧かどうか?」です。

本書の場合、1問に対して10ページを割いて解説しているケースもあります。解き方もポイントという「一口解説」も準備されており、「読んでも理解できない」という事態にはならないと思います。

また、他の参考書でよくあるケースとして、「P◯◯記載の通り」といったように、公式の解説や別問題で解説した事項を省いていたりするケースがありますが、本書にはそれがありません。

ページを行ったり来たりする必要がないので、その点でも便利です。

掲載されている問題が良問である

事例4の出題パターンは、かなり定型化されています。

  • 財務分析
  • 損益分岐点分析
  • 企業価値算定(WACC、DCF等)
  • 合併、M&A
  • 投資判断(FCF、NPV計算等)
  • デリバティブ(為替予約、オプション等)

上に挙げた内容で、試験範囲の9割くらいは包括しています。ですので、事例4対策の基本は、「代表的な出題パターンを覚える」ということにあります。

本書で掲載されている問題については、「全て暗記するべき」といっても過言ではない問題です。また、「漏れ」もほとんどありませんので、別の参考書に手を出さなくても、十分に事例4の合格点は狙えます。

サイト主自身も、本書を5周くらい復習し、問題を見た瞬間に回答の道筋が立つレベルまで復習しました。

難易度が易〜やや難まで揃っている

事例4の過去問について、初見で解くというのは、結構難易度が高いと思っています。というのは、典型的なパターンに対して、一工夫を加えているケースが多いためです。

ですので、事例4対策としては、まずは「基本中の基本のパターンを覚える」という作業に始まって、「徐々に応用力を付けていく」という順番になります。

本書に関しては、難易度が易〜やや難まで揃っていて、非常にバランスが良いです。

一方他の参考書ですと、どちらかに偏ってしまっているケースが多く、結局別の参考書を購入して対策しなければいけない、という事態に陥りがちです。「1冊で済ませたい」という方にも、本書がおすすめです。

参考書の使い方

参考書の使い方については、他の記事でも詳しく解説しているので、ここではエッセンスだけ記載しておきます。

  • 1周目は考えて解く必要はなく、分からなければ、すぐに答えを読む
  • エビングハウスの忘却曲線に従って、復習スパンを決める
  • 最終的には、問題を見た瞬間に解法が見えるレベルまで復習する
  • 間違えない自信のある問題は今後復習しない(時間を節約する)

事例4の問題は、「思考力」や「発想力」が問われる試験ではありません。ですので、問題を見て解法が分からなければ、すぐに回答を見てパターンを覚えましょう。

「この問題は、どのように解くべきか?」とあれこれと考えている時間は、もったいないです。1問当たりに費やす時間を節約し、1つでも多くのパターンに触れることの方が重要です。

そして、本書を使った勉強の最終的なゴールは、「問題を見た瞬間に解法が見える(瞬解できる)」という状態にすることです。

試験は80分と非常に短いため、「この問題の解き方は、えーと・・・」などとやっている時間はありませんし、緊張による計算ミスなども発生しがちです。ですので、本番前の練習時点では、少なくとも「瞬解」が出来ていることが必要なのです。

詳しくは、こちらの記事をご覧下さい。

資格試験の新常識|「問題演習は答えが分かるまで考えろ」は、不合格まっしぐらの勉強法⁉︎

【問題集攻略】圧倒的に勉強効率を高める為のマルサンカクバツ勉強法ってなに⁇

資格試験合格の為には、基本問題は「瞬解」できるレベルまで復習すべし

まとめ

事例4の計算問題集は多数ありますが、その中でもこの「30日完成! 事例IV合格点突破計算問題集」はおすすめです。

使いこなして、事例4で高得点を獲得し、是非2次試験を有利に進めてほしいと思います。

頑張って下さい。