スポンサードリンク


 

資格試験の最中というのは、普段では考えられないようなハプニングが発生したり、自信がある試験範囲の問題が全く解けなかったりと、不測の事態が発生します。

ですので、こうした事態を予め想定しておき、試験前・試験中の流れをルール化しておくことが重要なのです。今回は、試験前・本番中の心得について書いていきたいと思います。

試験が始まるまでの心得

合法的なカンニングを行う

試験会場に着き試験開始時刻を待っていると、解答用紙が先に配布されるかと思います。ここで、「あー、試験緊張するなあ。合格できるかなあ。」と緊張感を保ったまま試験に突入するのも良いですが、それよりも合格を1%でも手繰り寄せられるように時間を使うことをお勧めします。

それが、「合法的カンニング」です。資格試験にもよりますが、解答用紙を見るとどういった問題が出題されるのかが、ある程度予想ができるケースが少なくありません。

例えば、簿記の場合ですと、大問1には「仕分問題」が出題されることが多いワケですが、解答用紙を見ると仕分問題なのか否かは一目瞭然です。もし、仕分問題以外ということであれば、「今回の試験では、単純な仕分問題ではないようだな。大問2から解答をスタートしようかな」などといったように、作戦を立てることができます。

このように、試験開始前であるにもかかわらず、本番中の作戦を修正したり、心の準備をすることが可能なのです。

 

本番中のスケジュール・ルールの再確認

1とも重なる内容ですが、試験が始まるまでの時間を利用して、本番中のスケジュールやルールを確認しておきましょう。

  • 大問一問当たりに費やしても良い時間は何分か
  • 分からない問題に遭遇した場合、どのようにするか
  • 見直しは、試験終了時間の何分前から行うか
  • パニックに陥った時には、何をするのか

などなど、予め自分で定めておいたルールの再確認を行って下さい。

特に、パニック時の対処法の確認は必須です(解答を止めて、1分間深呼吸する等)。

資格試験によっては、制限時間がタイトな試験も少なくありませんが、解けない問題などが立て続いた場合、心理的に追い詰められパニックに陥る可能性はゼロではありません。

パニックに陥った場合、思考が浮き足立ってしまい、基本的な問題すら解けなくなってしまったり、簡単な公式が思い出せなくなってしまうなど、普段であれば有り得ないようなことが起こります。そして、気付いたら試験時間が終わってしまうのです。

こういった事態は、あまり頻繁に発生する事態ではないかもしれませんが、リスクヘッジは入念に行って下さい。

 

本番中の心得

満点を取る必要はないということを再認識する

あなたが求められているのは、合格点を取ることであって、満点を取ることではありません。資格試験においては、満点を取ったとしても、合格点ギリギリで受かったとしても、どちらも「合格」なのであって、そこに優劣はないのです。

ですので、考えても全く分からないような問題が出題された時には、思い切って捨てる覚悟を持って下さい。その問題が解けないからといって、不合格になる可能性は非常に低いです。全く分からない問題に時間を費やすよりも、他の問題に対して時間を使い、確実に合格点を取れるようにしましょう。

「解けない問題を捨てる」ということは立派な戦略です。「満点思考」に囚われないようにしましょう。

 

解答出来そうなところところから解く

1の話にも重なりますが、資格試験の目的は、あくまでも合格点を取ることにあります。

資格試験は、「いかにして、効率的かつ安全に合格点を取るか」という点取りゲームです。第1問目から解答をしなければいけないなどというルールは存在しませんから、あなたが得意な分野や解けそうだと感じた設問から解き、効率的に点を稼いでいって下さい。

ちなみに、第1問目に関しては、難問・奇問や解けそうで意外と解けない問題が配置されているケースが多いように感じます。こうした問題に時間を取られ、正答できるはずの問題を間違ってしまうのは不合格者の典型パターンです。

ですので、「解けそうな問題から解く」ということを徹底して下さい。

 

ラスト10分は、何が何でも見直しを行う

簿記のような試験の場合、試験時間ギリギリまで問題を解き続けるというケースがあるかと思いますが、少なくともラスト10分に関しては、見直しに費やすようにしましょう。

「正答できるかが分からない新規の問題に時間を費やす」よりも、「既に回答が済んでいる問題の、イージーミスによる失点を防ぐ」方が圧倒的に効率的です。未回答の問題を解かないと、どう頑張っても試験に合格できないというケースを除き、一度解いた問題の見直しによって、合格をより確実なものにして下さい。

もちろん、見直し時間は10分以上でも問題ありません。自分の解答スタイルや性格に合わせて、時間を設定してください。

 

まとめ

AさんとBさんの学力自体が一緒でも、試験中の戦略や事前準備の有無によって合否が分かれるケースは、決して少なくありません。

より効率的に得点を稼ぎ、合格を確実なものとするためにも、試験前・試験中の時間の使い方に関しては、十分に注意を払いましょう。