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何かの資格試験を受験しようと思った時、非常に悩ましい問題としてよく取り上げられるのが、「独学か、スクールか」という問題です。

当然、それぞれ一長一短があるので、「絶対にコレだ!!」という勉強法はありませんが、どういったタイプの人が独学に向いているか、あるいはスクールに向いているかについて、一つの指針をお伝えしたいと思います。
 

独学とスクール それぞれの特徴

まずは、スクール(予備校)による勉強と独学による勉強のメリット・デメリットを列挙して、比較してみましょう。
 

スクール・予備校のメリット

  • 大金を払っており、合格せざるを得ない環境に身を置ける
  • 資格試験に効率的に合格するためのノウハウを持った、プロの講師が教えてくれる
  • すぐに質問ができる、分からない点を解決出来る
  • 同じ境遇の競争相手、勉強仲間がいる
  • 他者に感化されるので、モチベーションが維持しやすい
  • 合格に最適化されたカリキュラムがある
  • 講師というペースメーカーが存在する
  • スクールや予備校の自習室が使える

 

スクール・予備校のデメリット

  • 金銭的な負担が大きい(数万円〜数十万円)
  • 授業の日が勝手に決まっている、土日が潰れる
  • スクールへの移動時間、講義の待ち時間等、無駄な時間がある
  • 講義が必ずしもタメにならない(雑談が多い講師もいる)
  • 基本的に講義スタイルなので、受動的な学習になりがち
  • 周りの受講生のレベルが低いと、むしろモチベーションが下がる、イライラする

 

独学のメリット

  • 自由な時間に勉強ができる、土日も縛られない
  • 自分のペースで勉強できる
  • 必要経費は参考書代と受験料くらいなので、金銭的な負担が少ない

 

独学のデメリット

  • 不合格でも失うものがないので、モチベーション下がりやすい
  • 簡単にサボることが出来てしまう
  • 分からない箇所が出ても、放置しがち
  • ペースメーカーがいないので、直前期に慌てることになりがち
  • 勉強に適した勉強スペースを確保できないケースがある

 

スクールか、独学かを選ぶ際の判断基準

では、スクールと独学の特徴を把握したところで、どちらにするべきかの判断基準について書いていきたいと思いますが、私が考える判断基準は、以下の2点だと思います。
 

1 自制心があり、勉強に対するモチベーションを維持できる(YES、NO)

独学というのは、完全に己との戦いです。自分で意思で試験を受けるということを決断し、自分の意思で毎日勉強するという選択を行うわけですので、強い自分と弱い自分が日々せめぎ合う訳です。

ですので、テレビの誘惑、友人や彼氏と遊ぶ誘惑、自宅に帰ってゴロゴロする誘惑に対して、頑として立ち向かって勉強に打ち込むことができるタイプなのか、それともその欲求や誘惑に屈してしまうタイプなのかというのは、一つの大きな判断材料となります。

ちなみに、強い自分と弱い自分がせめぎ合うことが多い方については、せめぎ合いが発生したその時点でスクールを選択するべきです。なぜならば、心の葛藤が発生している時点で、精神的にかなり疲弊してしまうので、仮に「勉強をする」という自分が勝って机に向かったとしても、勉強に集中するだけの気力が十分残っていないというケースが非常に多いからです。逆に、理性で自分を律することが出来る方は、100%のパワーを勉強に向けることが出来るのです。

スクールに関しては、心の葛藤が生じるのは「申し込むか、否か」という入口の部分だけです。一度高い授業料を申し込んでしまえば、後は講義へ行かざるを得なくなって、スクールへ行く行かないの葛藤は生じない(はず)ので、意思の弱い方こそスクールがオススメです。
 

2 既に、自分なりの勉強法やスタイルを確立している(YES、NO)

自分なりの勉強法を確立していて、コツコツと努力を継続できるタイプの人であれば、独学で良いと思います。むしろ、スクールに通うことによって自由を奪われてモチベーションが下がったり、あまり勉強をしていないスクール生を見てムカついてしまったりと、マイナスとなることの方が多いかもしれません。

一方、勉強に慣れていないタイプの方であれば、熟練の講師の元で正しい勉強のフォームを教えてもらいつつ、スクール生とモチベーションを高め合いながら勉強に励む方が良いと思います。

下手に独学に走ってしまうと、非効率な勉強に陥ってしまい、時間をかけたのに結局不合格なんてことになり兼ねませんから、多少お金を払ってでも、合格までのプロセスが確立されているスクールを受講するべきです。

 

ちなみに、全くの余談ですが、私は完全に独学タイプです。とある資格試験でスクールに通ったことがあるのですが、講義の進みが遅く雑談が多く(私はそう感じた)耐え難いものだったので、お金をかけて通っているにもかかわらず、講師の話を一切聞かずに内職ばかりしていました。また、高校生の時も、授業の進捗が遅いと感じていたので、最前列でありながら耳栓を付けて他の勉強をする始末でした(先生には事情を話して許可してもらいました)。

ですので、もしスクールか独学か迷っているということであれば、上記の判断基準を参考にして、最善と思えるような決断をしてもらえればと思います。
 

ちなみに・・・

予備校か独学かの判断基準として、金銭面では悩むべきではないと考えています。

「資格が欲しい。でも、自制心はないし、勉強法にも不安がある」ということであれば、何か別の出費を削ったり余暇を犠牲にしてでも、スクールや予備校に通うことを検討するべきだと思います。

自らの趣味や余暇を削ってまで取得した資格であれば、将来的に間違いなく投資した金額以上のリターンを生み出します。資格というのは、生涯に渡ってあなたのキャリアや人生にプラスの影響を与え続けるものですから、何かの資格を得る為にスクールに通って損をするということは、まずありえません。

また、勉強をし続けて何かを達成したという経験は、あなたの自尊心を適度に育てる為の重要な成功体験になります。次に何かを頑張らなくてはいけなくなった際、「あの時も苦しかったけど頑張ったんだから、今回も頑張ろう」というように、あなたを支える経験になります。

月に数回だけ飲み会を我慢したり、洋服の購入を1着我慢するだけで、スクールの費用は簡単に捻出することができます。金銭的なことは一切考慮せず、自分のタイプを見極めて、独学かスクール(予備校)かを検討してください。