難関資格合格者が必ず実践しているスケジューリングとその極意|具体例付きで解説します

資格試験の勉強を何ヶ月も前から始めたのに、気がつくと勉強が間に合わなくなっていたり、本番直前まで試験範囲が終わっていないといった経験はないでしょうか?

原因は、様々な考えられますが、最大の原因は「スケジューリングの不足や甘さ」にあります。逆に、勉強開始以前に行うスケジューリングを上手くこなせば、その時点で8割くらいは合格することが決まったようなものです。

今回は、そんなスケジューリングの考え方についてレクチャーしていきたいと思います。あまり重要視されませんが、合否に大きく影響するポイントですよ。

では、早速見ていきましょう!

スケジューリングの解説をする前に

まずは、スケジューリングを行わないケースを考えてみましょう。

例えば、簿記2級試験の本番が今から60日後だとしましょう。その時にあなたがどのように感じるかといえば、「まあ、まだ丸々2ヶ月もあるし大丈夫だろう」ということだと思います。

しかし実際に勉強を始めてみると、当初想定していたよりも内容が難しかったり、突発的な予定が入ったりで中々勉強を進めることができないケースが出てきます。

結局、結末としては、

  • 試験当日までに試験範囲の勉強が終わらない
  • 過去問演習の時間が十分に取れずに、試験問題が解けない
  • 計算練習が不十分で当日問題を解くのに時間がかかってしまう

といった状況に陥るのです。

これは、心理学的には「ダニング=クルーガー効果」と呼ばれる現象です。

自分の勉強能力や管理能力を過信してしまったり高く認識してしまうことによって起きる現象であり、資格試験における不合格の理由はここに起因すると言っても過言ではありません。

ではどうすれば、そうした「過信」を防ぐことができるのでしょうか?その答えこそは、「スケジューリング」です。

スケジューリングの効果と具体例

私が考えるスケジューリングの最大の効果は、「適度な緊張感と焦りを感じられること」だと思っています。

試験当日までにやるべきことを列挙し、日程を当てはめていけば、殆どのケースでは「えっ、試験当日まで全然日数ないじゃん。」という風に感じると思います。

例えば、先ほどの簿記2級の例で考えてみましょう。やるべきことは、以下の通りです。

  • 工業簿記のテキスト学習
  • 工業簿記の問題演習
  • 工業簿記の過去問演習
  • 商業簿記のテキスト学習
  • 商業簿記の問題演習
  • 商業簿記の過去問演習
  • 総演習

また、記憶に定着させるという観点から言えば、少なくともそれぞれ3回ずつは復習が必要になってくると思います。

それを当てはめてみたのが、上のカレンダーです。

みてもらえれば分かるのですが、細かく割り振ったスケジュールは、それぞれ殆ど余裕がないことが分かります。

例えば、最初のスケジュールである「工業簿記 基礎 1周目」というスケジュールは3日で組んでいますが、初見の試験範囲のテキストを3日で1周勉強するというのは、結構疲れますし時間もかかります。

このように、「本番まで60日もある」と漠然と考えていたはずが、実は時間が全くないことに気付けると思います。

これこそが、スケジューリングの効果です。

スケジューリングを行って、ある1日に何をするべきかを具体的に当て込むと、本番までにやるべきことが明確になり、適度な焦りと緊張感を感じざるを得なくなります。

スケジューリングの注意点

上のカレンダーの例では、分かりやすくする為に敢えて記載していなかったことがあります。それが、「勉強の休息日」です。

殆どのケースでは、1週間で1日くらいは、何らかの都合によって勉強できない日が存在すると思います。ですので、スケジューリングの段階でも、予め休息日を含めて予定を立てることをお勧めします。

逆に、休息日を設定しないと、もし突発的な用事が入って勉強できなかった際に、「1日サボってしまった」という罪悪感に苛まれたりします。極端なケースだと、自分が立てたスケジュールを守れないことに嫌気がさして、勉強自体を放棄してしまうケースすら想定されます。

ですので、週1日程度はバッファーをもうけ、ある程度柔軟な予定の設定にしておきましょう。

まとめ

いかがでしたか。

これまではスケジューリングを行って来なかった人の方が多いと思いますが、いかに重要な作業かは伝わったと思います。

そして、スケジューリングと同じくらい重要なので、進捗率を日々見直すこと。

スケジュールは立てて終わりではありません。自分で立てたスケジュールから遅れは取っていないか、早めることはできないかということを、常に意識して勉強に臨んでください。

では、試験勉強頑張ってください!!