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資格試験に限らず、参考書やテキストの使い方や勉強方法が合否を左右すると言っても過言ではありません。という訳で今回は、効率的なテキストの使い方というテーマで、解説していきたいと思います。

ポイントは、各周ごとに目的を変えること

まず大前提からお話しますと、勉強というのは復習が中心であり、新しいことの学習が20%、復習が80%の世界です。ですので、テキストは最低でも3周は勉強する必要があるのであり、それ未満では、まず記憶に定着させることはできません。まずは、この点を認識しておいて下さい。

そして、その上で重要になってくるのが、「x周目ごとに目的を変える」ということです。

例えば、仮に300ページのテキストがあったとして、いきなり1から本気で理解しようとして読み始めたら、どのようになるでしょうか?

きっと、1周するだけで最低1ヶ月〜2ヶ月は要するかと思いますが、まず間違いなく90%以上の人が挫折します。並の人間の忍耐力では、耐えることができないでしょうから、その参考書を諦めてしまうと思います。当然、試験は不合格でしょう。

また、その勉強方法で仮に1周勉強できたとしても、既に数ヶ月を要しているので、2周目に入った段階では全てを忘れてしまっているはずです。挫折する可能性は、更に高まる訳です。

このように、誤った方法で勉強してしまうと、記憶として定着しないことは愚か、そもそも試験勉強に挫折することになりかねないのです。そして、だからこそ、「x周目ごとに目的を変える」ということが重要になってくるのです。

では、具体的には1周目、2周目、3週目でどのように参考書を利用していけば良いのでしょうか??

 

各周別、参考書の使い方

1周目の参考書の使い方

1周目は、さらっと流し読みし、雰囲気を掴みましょう。

その資格試験の試験範囲について、なんとなく全体感を把握できればオーケーです。分からない用語や考え方がいくつも出てくると思いますが、気にせずに読み進めていきましょう。この段階では、理解しようということは一切考えずに、雰囲気を掴むことだけを心掛けて下さい。

1週目に関しては1日、遅くとも2〜3日程度で終わらせます。これによって、ちょっとした達成感を味わうことができるはずです。そして、無事に1周目を終えることが出来たのであれば、どういった内容が書かれていたのか、どういった項目があったのかを、なんとなくで良いので思い返してみて下さい。

 

2周目の参考書の使い方

2周目は、試験範囲の概要理解に努めましょう。

あまり遅くならないようスピード感を意識しつつ、内容の理解に努めます。1周目の効果によって、全体感を把握した上で2周目を読むことが出来ていると思いますので、比較的容易に頭の中に入ってくるはずです。

また、「今勉強していることは、その資格試験全体の中ではどのように位置付けられるか」ということが、よりクリアに理解出来るはずです。

2周目に関しては、1週間前後で終わらせましょう。

 

3周目の参考書の使い方

3周目は、参考書の内容を精読しましょう。

既にテキストを2回読んだ後ですので、初めて学ぶテーマであったとしても、勉強範囲の全体感が掴めているはずですし、「なんとなく、勉強したことがあるな」という記憶が残っているはずです。そして、精読によって、キーワードの意味や考え方をしっかりと理解するとともに、記憶にも定着させていきましょう。

3周目に関しては、1ヶ月前後で終了させることがベストです。

 

この方法を実践すると・・・

3週目の項目にも書きましたが、この勉強方法を愚直に実践することができれば、3周目を終了した時点で、その参考書の内容はほぼ完璧に理解できているはずです。また、最初に全体感を掴んだ上で、細部の勉強に入っていくことによって、挫折せずに参考書を完走することが出来るようになるのです。

参考書の勉強方法を変えるだけで、勉強効率は圧倒的に変わってきます。是非、騙されたと思って、上記の勉強方法を実践してみてほしいと思います。

 

ちなみに・・・

1周目、2周目、3周目ごとに、完了目安期間を設けている訳ですが、それぞれの間隔はエビングハウスの忘却曲線理論に則っています(詳しくは、別記事参照)。

つまり、記憶への定着という意味でも最適な復習スパンなので、3周目が終わる頃には資格試験に合格できるだけの基礎知識が習得できているという訳です。