2019年人気資格ランキングTOP10!!巷のビジネスパーソンはどの資格に興味がある??

資格の学校TACが毎年出しているのが「人気資格ランキング」。 現代のビジネスパーソンが、何に興味を持っているのか、社会からはどのような知識やスキルが求められているのかが分かります。

今回は、金融系資格を中心として様々な資格を取得してきたサイト主が、自身の経験等も踏まえて解説していきたいと思います。

2019年 人気資格TOP10!!

第1位 簿記

やはり第1位は、簿記でした。

年間累計で50〜60万人が受験するという人気資格であり、TOEIC・漢検・英検などに続き受験者が多いです。

私が考える取得メリットとしては、

  • 企業の決算書が読めるようになる(有価証券報告書が理解できるようになる)
  • 経理事務にも、仕訳等の知識が生かせる
  • 就職活動や転職活動でも有利に働く
  • 税理士や証券アナリストといった上位資格にもつなげることができる

といった点でしょうか。

持っておいて損はない資格だと思うので、簿記2級くらいまでは目指してみても良いかもしれません。「簿記3級を3週間で合格する為の効率的勉強法」についての記事も書いていますので、合わせて参考にしてみてください。

簿記初学者でも、たった3週間の独学で合格間違いなし!!日商簿記3級最速勉強法


第2位 社労士

第2位は、社労士がランクインしました。

合格までの必要勉強時間は800時間くらいと言われている準難関資格なので、サイト主としては結構意外な感じです(もっと低いと思っていました)。

サラリーマンとして働きながら、何とか取得できるというレベルなので、意識が高いサラリーマンを中心として人気があるのかなという印象です(サイト主も、そのうち取ってみようかなと思っています)。

資格取得後は企業内社労士としても活躍できますし、将来的には独立開業という選択肢もあります。労働保険や社会保険に関わる書類作成や就業規則の作成等、社労士には独占業務があるという点も人気の秘訣のようです。

尚、最近はワークライフバランスを考慮した働き方や、個々人のスタイルに合わせた柔軟な勤務形態が広まりつつあるなど、社労士の活躍領域は広まっています。

今後も高い需要が見込まれる領域ですので、サイト主もいずれは取得したいと思っています。

第3位 税理士

第3位は、税理士がランクインしました。

言わずと知れた難関資格であり、サラリーマンが働きながら取得できるレベルの資格ではないので、「なぜこんなに上位なのか?」と疑問に思っています汗

税理士には「科目合格制度」があり、毎年1科目ずつ合格を目指すといった方法はあります。ただ、殆どの会社では、税理士の資格は活かしきれないですし、余程の覚悟がない限りは受験する必要はないと思います。

もし受験したいのであれば、簿記1級などを先に受験し、自分の適性を確かめてから受験することをお勧めします。

第4位 宅建士(宅地建物取引主任者)

第4位は、宅建士がランクインしました。

不動産の仲介等を行う会社では、「事務所において、5人に1人は設置しなければいけない」という法律的な要請がありますので、宅建士を保有しているというだけで非常にニーズが高いです。

また、不動産取引における「重要事項説明」は宅建士の独占業務であるため、その観点からも重宝されると思います。

大手の不動産会社の従業員であっても、資格保持者は意外に少なく、特に営業担当レベルだと殆ど持っていないという印象です(知っている営業マンの名刺を確認してみてください。「宅建士」と書かれていない人が殆どなはずです)。

大手でもそのような状況ですので、中小の不動産会社では、まず宅建士の人材が不足しています。資格を持っているだけで、とりあえず職には困らないという資格ですので、サイト主としては宅建士はかなりのオススメ資格です。

ちなみに、資格取得までの必要勉強時間は300時間前後と言われており、簿記2級やFP2級といった資格よりも少し難易度は高いです。

試験は年1回(10月の第3日曜日)のみの一発勝負ですが、資格取得を目指す価値は十分にあると思いますよ。

第5位 中小企業診断士

第5位は、中小企業診断士がランクインしました。

サラリーマンが働きながら手が届く資格としては、恐らく最難関資格であり、社労士に並んで高い人気を誇っています。サイト主自身も、サラリーマン生活を送りながら、4年くらいかけて中小企業診断士を取得しました。

尚、それなりの難関資格ではありますが、中小企業診断士には独占業務等は存在しません。

ですので、独立開業する場合には、「コンサルタントに関する唯一の国家資格」という看板や、診断士協会や研究会の人脈等を生かして仕事をもらうという流れからスタートする人が多い印象ですね。

仕事内容としてはコンサルティング業務の他、書籍のコラムを書いたり、補助金申請の支援を行ったりというのが一般的です。

また、開業せずに企業内診断士として活躍している人も多い印象です。

ちなみに、難易度は中小企業診断士の方が社労士よりもやや高いです。受験範囲が非常に広範に渡っており、1次試験だけで7科目もあり、合格までの必要勉強時間は1000時間とも1500時間とも言われています。

迂闊に手を出すとヤケドしますので、もし合格を目指すのであれば、ある程度覚悟を決めて勉強を開始することをお勧めします。

第6位 FP(ファイナンシャルプランナー)

第6位は、FP(ファイナンシャルプランナー)がランクインしました。
個人的には、資格試験の中で最も取得するべき資格だと思っています。一つだけ資格を選ぶとすれば、間違いなくFPと回答するくらいお勧めの資格です。

FP試験が対象としている領域は広く、

  • ライフプランニング
  • リスク管理
  • 資産運用
  • タックスプランニング
  • 不動産
  • 相続・事業承継

の6分野から構成されています。


年金、保険、資産運用、税金、不動産、遺言、事業承継などに関する知識は、保険会社や銀行等の金融機関で活かせることはもちろんのこと、自分個人の生活においても知っておくべき知識ばかりです。

特に、将来もらえるはず年金の金額が減らされ、老後の備えを自助努力で行なっていく必要のある現代においては、ファイナンシャルリテラシーは必須教養と言えます。

ちなみに、FPは1〜3級まで存在していますが、とりあえずは3級で十分です。3級を取得してみて、もし興味があれば2級を受験するというスタンスで良いと思います(FP1級は殆どの方にとっては不要だと思います)。

証券アナリスト、宅建、社労士といったように、各分野における上位資格への足掛かりにもなる試験ですので、是非FP3級から勉強してみましょう。

第7位 情報処理・パソコン

第7位は、情報処理・パソコンがランクインしました。

具体的には、マイクロソフトオフィス(word、excel等)に関する技能試験であるMOSなどを指しているのだと思います。

個人的な意見としては、オフィスは座学で勉強するというよりは、実際に使いながら覚えていくという類のものだと思っているので、資格取得の効果にはやや疑問が残ります。

また、職場で求められているオフィススキルというのは、ブラインドタッチに加えて、簡単なショートカットキーやsumなどの関数についての知識くらいだと思うので、「習うより慣れろ」かなあと思っています。

その他、情報・パソコン系で言えばITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者などがあります。

こちらは、システム会社に勤務している方の登竜門的な資格なので、SEなどを目指すのであれば取得しても良いと思います。

第8位 公認会計士

第8位は、公認会計士がランクインしました。

弁護士に次ぐ最難関資格であり、最早説明は不要かと思います。 法律事務所やM&A等を行う金融機関ならば話は別ですが、殆どの社会人にとっては不要な資格であり、簿記2級程度の知識レベルがあれば十分です。

強い意志と覚悟がないと取得困難な資格であり、働きながら合格を目指すという類の資格ではありませんので、この記事ではこれ以上は特にコメントはありません。

第9位 証券アナリスト

第9位は、証券アナリストがランクインしました。

取得までの最低2年程度かかることに加え、取得までに結構費用もかかるので、「思ったよりも上位にランクインしたな・・・」という印象です。

試験の内容も、財務・経済・証券分析というラインナップであり、統計学やファイナンス理論をゴリゴリと学ぶ試験なので、果たしてちゃんと受験する人はどれだけいるのだろうかと、甚だ疑問です。

まあ個人的には、「証券アナリスト」という、なんとなくカッコいい響きが人気の秘訣だと思います(サイト主も雰囲気派です笑)。

証券アナリストには独占業務はありませんが、金融機関においては結構高い評価が得られる他、転職市場での評価も高いです。

また、非金融機関においても、財務・IR・経営企画といった本部中枢部署の方が取得している印象であり、将来的に幹部候補を目指すのであれば、取得しておいて損はないと思います。

ちなみに、この資格単体だけで独立開業しているというケースは殆どないと思います。

強いて言えば、FP・社労士・中小企業診断士といった資格をダブルライセンスで取得し、「コーポレートファイナンスに強い診断士」とか「資産運用に強いFP」というブランディングにつなげるケースが多い印象です。

第10位 行政書士

第10位は、行政書士がランクインしました。

資格取得後は、企業内行政書士というよりは、独立開業されているケースが大半ですね。中小企業診断士や社労士などとの相性もよいため、ダブルライセンス・トリプルライセンスを持っている先生も多い印象です。

行政書士にはいくつかの独占業務が存在しますが、「許認可関連の書類作成・代理提出」がメイン業務になります。街の法律家として役所と法人の間を結びつけ、独立開業支援などを行なっているイメージです。

ちなみに、行政書士の合格には500〜600時間の勉強が必要と言われており、診断士・社労士に次いで準難関資格に位置付けられます。

まとめ

以上、2019年の人気資格ランキングでした。

多少、ランキングに疑問の余地は残るものの、知名度の高い資格が順当にランクインしていましたね。

個人的には、FPと宅建士と簿記は、取得しておいて損のない資格TOP3ですので、皆さんも参考にしてみて下さい。