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「背水の陣」という言葉があります。

ご存知のように、戦(いくさ)で追い詰められてしまった時に、川を背に取るなど、逃げられない状況を敢えて自ら作り出すことで、「やるしかない」と兵士に感じさせ、120%のパワーを引き出す方法です。

当然、逃げ場がない以上、自軍全滅の可能性もある非常にリスクの高い戦法なワケですが、火事場の馬鹿力を引き出す為の「劇薬」として機能するのです。そして、こうした戦法は「資格試験」という場にも生かすことが出来ます。

 

自分を背水の陣に追い込む為の2つのヒント

資格試験における背水の陣とは、「合格せざるを得ない状況を作り出す」という事です。つまり、不合格になった際に、様々な制裁が下るように自らを仕向け、勉強に真剣に取り組まざるを得ない状況を作るのです。非常にドMな勉強法ですね笑

「背水の陣」を作り出す為の代表的な方法には、次のような二通りの方法があります。

 

1 周囲の人間対して、資格試験を受験していることを公言する

第一の方法は、周囲の人間に対して、目標を公言することです。「次の宅建の試験には、絶対合格します」というように、目標を高らかと宣言するのです。

普通、「試験に落ちたら格好悪い」という思いから、「試験を受けている事は、他の人には言わないようにしておこう」と考えたり、不合格になった時の保険として「試験勉強、全然してないんだよね」などと発言しがちです。

不合格になる事は、決して気持ちの良い経験ではありませんから、試験に落ちた時のショックを和らげるために、さも「不合格になっても当然だ」といった態度を取りたくなりますよね。

しかし、だからこそ敢えて、ビッグマウスで周囲に公言するのです。合格せざるを得ない状況を、敢えて作り出すのです。

「まあ、余裕で合格できると思うよ」「まず、不合格になることはないね」といったように、ボクシングの亀田兄弟ばりの大口を叩きましょう。尊敬している人物の他、恋人、両親といった裏切りたくない相手に対して、目標を公言しましょう。

「この人達から軽蔑された目で見られたくない」という思いも働いて、試験勉強に対する本気度が格段にアップします。

 

2 試験に対して、お金を先払いする

第二の方法は、資格試験の為にお金をかけるという方法です。

参考書の購入は当然のこと、通信教材やスクールなどに対しても、積極的に散財するべきです。「もったいない事をしているのではないか」などと考えずに、将来の為の自己投資だと思って、湯水のようにお金を使うべきです

そして、かけた金額が大きければ大きいほど、「絶対に合格しなければ・・・」という気持ちがあなたの中で強まっていき、勉強に対する集中度や本気度が変わってきます。勉強時間がなかなか取れないサラリーマンにとっては、集中度や本気度を高めて勉強効率を上げることは、合否に直結する大事な要素ですから、どんどんお金をつぎ込んでいきましょう。

ちなみに、「お金を払う」という事に対しては、見切り発車くらいが丁度良いです。試験を受けるかどうか迷っている時間があるならば、とりあえず先に試験料の支払いを済ませましょう。そうすれば、資格試験に合格しなければいけない環境が、整っているはずです。

 

背水の陣と社会心理学

ちなみに、自らを追い込むようなこの勉強法は、社会心理学的にも効果が認められている方法です(コミットメントと一貫性という原理を利用している)。

「自分の発言や行動に対しては、一貫性を持っていると見られたい」という心理的な欲求を利用し、自分で自分のお尻を叩くワケですね。ドM必見な勉強法と言えるかもしれませんが、試験に落ちた時に失うものが多ければ多いほど効果を発揮しますので、積極的に実践してみて下さい。