スポンサードリンク


 

金融系サラリーマンにとって、財務の知識を身につけるということは、いわばスタートラインに立つということです。

財務3級という試験は、金融のプロへの登竜門である訳ですが、その入り口の試験において躓かないよう、その勉強方法を徹底解説しています。財務3級を受験するに当たっては、この記事に書いてあることを何度も読み、正しい勉強方法を身につけて効率的に合格を勝ち取って下さい。

 

目的、ターゲット

仕事で忙しい金融系サラリーマンが、最低限の勉強時間によって60点を目指すことを主眼に置いており、1日3時間・3週間の学習によって合格する為の勉強法を紹介しています。

銀行業務検定財務3級の出題は、基本的には60パーセント以上(私の肌感覚的な印象)は過去問(及び類似問題)から出題される印象です。ですので、過去問類似問題で確実に40点/60点を取り、残りは2択に絞って確率任せで合格できる計算です(40点分*1/2=20点)。

当然、このプランですと合格ラインギリギリですのでもう少し上を目指す必要はありますが、イメージはこんな感じです。

尚、暗記系科目の試験対策に関しては、こちらの記事を御覧下さい。

 

具体的な勉強方法、プロセス

  1. 参考書(テキスト)と問題集を購入する
  2. 参考書(テキスト)を3周程度、さっと読み流す
  3. 最近の年度から、過去問を解く
  4. 参考書は辞書的に参照するに留め、徹底的に過去問演習・復習を行う

まず、銀検を受験する際に問題集しか購入しない方がいますが、きちんと参考書(テキスト)も購入しましょう。過去問集の解説でもある程度の知識習得はできますが、ある項目について断片的にしか解説されていなかったり、一度解説した事項については別年度の過去問解説では全く触れられていないといったことが、散見されます。

参考書(テキスト)を購入しないことは、分からないことを分からないまま放置する温床になります。お金がもったいないなどという理由で購入しないのではなく、分からないポイントを理解するためにスポット的に利用する辞書として、参考書(テキスト)を使って下さい。そして、テキストを購入したら、さっと読み流す程度で良いので3回読んで下さい。

参考書を3周程度さっと読み流すことによって、「仕訳にはこんなルールがあったな」というような「知識の取っ掛かり」を作り、試験範囲の全体感を掴むことができます。これによって、知識を全体の枠組みの中で捉えることができるようになり、体系的な知識習得ができるようになりますから、とりあえず時間をかけずに3回繰り返し読んで下さい。ダラダラと読んでいるとダレてきますので、7日以内(欲を言えば5日以内)で3周するペースで読破しましょう。

そして、テキストを流し読みした後は、ひたすらに手を動かして計算演習・過去問演習を行っていきます。財務3級という試験は、最低限の暗記項目を覚えた上で、いかにしてその知識を応用することが出来るかという点を問う試験ですから、紙に書いて、計算機を叩いて解法を血肉化させて下さい。計算問題というのは、演習を行えば行うほどにスピードと正確性が増していく分野です。問題を見た瞬間に、計算プロセスが一瞬で思いつけるようになるまで、徹底的に復習を行って下さい。

<参考記事>

資格試験合格の為には、基本問題は「瞬解」できるレベルまで復習すべし

 

ちなみに、問題演習での注意点は、「分からない計算問題に対して、あまり考えすぎない」ということです。

計算問題というのは、解法を知らないと全く解けません。ですので、特に問題演習の一周目では、少し考えても分からなければすぐに回答を読み、正しい解法プロセスをインプットして下さい。勉強においては、「1周目の学習をいかにサクサクとこなすか」がモチベーション維持にとって極めて重要なポイントですから、「分からなければすぐに解説を読む」というスタンスで問題演習をこなしていきましょう。

合格の為のスケジューリングや復習のスパン、問題演習の復習回数などに関しては、こちらの記事の内容に従って実践してください。

<参考記事>

【問題集攻略】圧倒的に勉強効率を高める為の○△×勉強法ってなに⁇
参考書を買わず問題集だけ購入して勉強する事には、デメリットしかない‼︎

 

その他の事項

財務3級の試験内容に関しては、簿記3級レベルの知識を予め取得していることを前提としているような節があります。仕訳、BS・PLの考え方、残高試算表の見方、工業簿記の基本など、全くの初心者が一から学習するとなると、結構難易度が高いのではないかと思います。

財務3級を受験する際の状況にもよるかと思いますが、簿記3級の勉強を通して基礎的な事項を理解する→財務3級の勉強を通して軽い応用に慣れるという流れの方が、体系的に財務を理解するためにも良いような気がします。

特に、ど文系で数字が苦手という方にとっては、簿記3級の勉強によるクッションが必要です。財務は、「理解」が求められる分野ですが、銀検の参考書はやや解説を端折っていたり、最低限の財務的な知識を持っていることを前提としていますので、挫折しない工夫が必要かもしれませんね。

 

最後に一言

短期間で効率的に学習し、確実に合格を勝ち取るためには、「戦略」が必要です。

この記事で紹介している勉強プロセスは、銀行業務検定・財務3級試験に限らずあらゆる資格試験に活かせる、汎用性の高い勉強メソッドです。

正しい勉強方法を身につけるための修行だと思って、ぜひ愚直実践してみて欲しいです。では、健闘を期待しています。