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銀行業務検定(銀検)は、その名の通り銀行業務に関する知識や理解度を測る為の資格試験です。銀行員であれば、業務に対する理解を深めるという名目のもと、財務・法務・税務に始まって様々な科目を受験させられる訳ですが、果たして非銀行員にとっては必要性はあるのでしょうか?それとも、取得する必要がない試験なのでしょうか?

 

結論から言えば・・・

結論から言えば、「銀行業務検定を非銀行員が取得する必要は一切ない」です。

資格オタクの方が保有資格数を増やすという目的で受験するという以外に、銀検を受験するメリットは一切ありません(ちなみに、銀検は受験科目数が多いことに加え、午前・午後試験を受験出来るので、資格マニアの方には人気です)。

最大の理由は、やはり、あまりにも内容が銀行業務に特化しすぎている点にあります。

その際たる例が「法務」などの試験である訳なのですが、銀行員ですら知らない(必要ない)ような法律や制度について、ただただ暗記を行っていき、知っているか知らないかを問うという試験です。当然ですが、非銀行員の方にとっては、更に不要な知識であることは言うまでもありません。

まあ、「財務3級」や「税務3級」等に関しては、ある程度銀行業務以外にも生きてくる知識ですし、ファイナンシャルプランナーや簿記といった試験にも関わってくる内容なので勉強する意味はあるとと思いますが、敢えて「銀検」という試験を利用して財務や税務を学習する必要はないでしょう。
 

就職活動にとっては、銀検は必要??

ちなみに、就職活動で金融系を志望するに当たって、銀行業務検定を取得する必要はあるのかについてですが、結論から言えばこちらも全く必要ないです。前述の通り、銀行業務検定という試験は、銀行員か資格オタクの方以外にとってはほぼ無意味は資格試験ですが、銀行の就活に当たっても何のアドバンテージにもなりません。

仮に、銀検3級資格を持っている受験生が来たとしても、「へえー、銀検持ってるんだー」程度も触れられることなく、面接が終了する可能性すらあります。銀行業界を志望していますアピールにすらならない印象です。また、銀行の面接ですら評価されない銀検資格が、他業種の面接や一次審査で評価されるとは思えません。

そこまで銀検のプレゼンテーションが低いのは、やはり銀行員自身があまり意味のない(潰しの効かない)資格試験であるという意識を持っているからなんでしょうね。銀行員にとって銀行業務検定というのは、試験の直前に1夜漬けの勉強によって、やっつけでこなしていくという位置付けの試験であり、「有益な資格試験」という意識は全く持っていないんですよね笑

また、「参考書を購入するのもお金がもったいないので、友達や先輩からもらった」なんてケースが至るところ見られるなど、銀行員からもひどい扱いを受けているのが銀検です。
 

銀検を取得するよりも・・・

それよりは、簿記・FP・宅建といった資格を保有している方が余程アピールできると思います。しかも、銀行のみならず不動産業界や生損保業界でも評価されます。銀検3級資格を複数取る時間と労力があるのであれば、宅建1つを取得していた方が遥かに意味があると思います。

銀行員にとって、不動産というのは切っても切り離せないほど密接な関係であることに加え、それなりの難関資格であるという認識を持たれていますので、「やる気があるな」「ちゃんと、勉強ができる(=机に向かえる集中力がある)子なんだな」という好印象を持たれやすいです。

銀行業務検定に関しては、入行後に嫌でも取得させられます。ですので、安心して宅建やFPといった他の資格試験に勤しんで下さい。