証券外務員に関するよくある質問6選!!金融機関勤務のサイト主が答えます

今回は、証券外務員試験に関してよく質問される事項をまとめました。

「証券外務員を取得すると給料は増えるのか?」「更新試験の難易度は?」などなど、様々な質問に答えています。

では、早速見ていきましょう!!

証券外務員に関する6つのQ&A

そもそも、証券外務員試験って受験する必要ある?

非金融機関の方と金融機関勤務(予定)の方とで大きく異なります。

まず、非金融機関に方についてですが、正直取得する必要はないと思います。

基本的には、証券実務(株式、投資信託の販売等)に関わる人の為の資格試験ですので、この資格を取得したからといって何かの役に立つということはありません。

ただ、投資信託や株式の仕組み、先物取引、オプション等のデリバティブなど、金融やファイナンスの基礎知識をつけたいと考えている方であれば、体系的な知識を身につける目的で取得するのはアリだと思います。

FPよりは内容が深く、証券アナリストよりはライトな試験なので、程良い難易度の試験だとは思いますので、その点ではおすすめです。

一方、金融機関勤務の方にとっては、証券外務員試験は必須の資格です。

特に証券会社や銀行等の金融機関では、「人間の条件」といっても過言ではない位置付けの資格であり、取得していることがマストです。

現在は、新卒内定時代から勉強をさせる金融機関も多く、不合格だとかなり怒られます。金融機関にとっては、そのような位置付けの試験だと覚えておきましょう。

証券外務員を取得すると年収は上がるのか?

金融機関、非金融機関を問わず、年収に与える影響は殆どないと思います。

金融機関であれば、取得していることが大前提の資格ですので、資格手当がもらえたり、取得によって昇進昇格するということはまずあり得ません。

非金融機関の方にとっては、「取得していてもあまり意味のない資格」という位置付けであることが多い為、年収が増えるかと言われれば、恐らく増えないと思います。

資格更新研修の難易度は?難しい?簡単?

資格更新研修自体は、5年に1度のスパンで必要になってきます。最初の受験と同じようにプロメトリックの施設に出向き、パソコン上で研修を受け、その場で試験を実施するという形態です。

そして、気になる難易度についてですが、基本的には不合格になる事はまずありません。

オンデマンドによる研修の内容(最近の法改正など)からの出題が全てですので、研修さえちゃんと聞いていれば不合格にはなりません。また、問題形式も2択問題中心で、たまに4択問題といった感じなので、正直簡単です。

ですので、「自分は、本当に資格を更新できるだろうか?」と不安に思っている人もいらっしゃるかもしれませんが、全く問題ないと思います。

試験は2種から受験するべき?最初から1種受験でも平気?

2種試験と1種試験の違いは、試験範囲に「デリバティブ・オプション・先物取引などが含まれるかどうか?」の違いだけです。ですので、1種試験の方が少し試験範囲が広いということになります。

そして、2級から受験するべきか?最初から1種を受験するべきか?という点ですが、個人的には「最初から1種を受験しても問題ない」と思っています。

正直、証券外務員試験におけるデリバティブ関連の問題は、それほど難易度が高くありませんし、試験対策に費やす勉強時間もそれほど変わりません。

勉強時間にして、30〜50時間ほどの違いですので、「どうせ勉強するのであれば1種を取ってしまうべき」だと思います。ちょっと、背伸びするくらいの目標を立てる意味でも、2級ではなく1級から挑んでみてはいかがでしょうか。

証券外務員に関連するおすすめの資格ってある?

直接関係するところで言えば、まずは「証券アナリスト」です。

証券外務員の上位互換といった試験で、証券会社や銀行内での評価も高いです。

証券アナリストは、数学や統計学をベースにした分野であり、数字数字の試験ですので、受験する前には「証券アナリストがどのような試験なのか?」を十分にリサーチしてから挑みましょう。

他にも、「ファイナンシャルプランニング技能士(FP)」なども相性が良いと思います。

FPの1つの分野に「資産運用」という項目があり、証券外務員の知識があればかなり有利に試験を進めることができます。

また、FPは「お金に関すること全て」を対象としており、知識が広く浅くなってしまう可能性が高いです。ですので、また独立開業ということを考えた時も、特定分野に強みを持っているという事は大きな強みになってくると思います。

試験に当たって、おすすめ参考書や問題集ってある?

受験に当たって、大型書店に置いてあった証券外務員関連の参考書を全てチェックしました。そうしたリサーチの結果ですが、「正直どの参考書を使っても良い」と思います。

試験の性質上、証券外務員試験はどうしても暗記中心の内容であり、試験範囲も結構広い印象です。そうなると、正直テキストの内容にはそれほどの差は感じられず、どの参考書も「覚えるべきことが、ただ羅列してある」という感じです。どの参考書も、まあまあ分かりにくい訳です。

とは言え、テキストを購入せずに問題集だけで試験に合格できるほど甘い試験でもありません。

ですので、強いて特定の参考書を挙げるのであれば、最も売れている証券外務員のテキストと参考書である「うかる! 証券外務員シリーズ」をおすすめしたいです。

売れている参考書には、やはり売れるだけの理由が存在します(理由が存在しないこともありますが汗)。証券外務員に関しては、テキスト選びで時間を使うのは時間の無駄なので、とりあえずファイナンシャル バンク オブ インスティテュート社が編集している参考書で良いと思います。

テキストはともかくとして、問題集の出来は良いと思います。

一問一答方式であり、試験に出題される範囲の問題がほぼ網羅されているため、試験対策はこれ一冊で事足ります。問題集を5周くらい回せば、まず不合格になる事はないと思いますので、ぜひ使ってみてください。

まとめ

以上が、「証券外務員試験に関する6つのQ&A」でした。

1種2種合わせても、年間受験生が1万人程度の試験なので、あまり情報が無くて困っていた方もいたと思います。

合格者の一意見ではありますが、ぜひ参考にしていただければと思います。