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忙しいサラリーマンにとっては、「いかに少ない勉強時間で、効率的に資格試験に合格できるか」というのは、非常に重要なポイントであると思います。

その為には、隙間時間等の有効活用といったことも重要なのですが、それと同じくらい重要なのが、「あることを記憶するために要する時間を、徹底的に削減する」ということです。

勉強時間の80%以上は、新しい事項の暗記ではなく復習に費やす訳ですから、より少ない回数で記憶することができるということは、短期間で合格を目指すサラリーマンにとっての必須スキルなのです。

そこで今回は、効率的な復習方法を実現するに当たって、絶対抑えておかなければいけない理論「エビングハウスの忘却曲線」について、解説していきたいと思います。

 

エビングハウスの忘却曲線とは・・・

そもそもエビングハウスというのは、ドイツ出身の心理学者の名前です。彼は、アルファベットの暗記という作業を通して、記憶と経過時間の関係性などを調べるという実験を行った訳ですが、それをグラフにしたのがエビングハウスの忘却曲線です。

暗記後にどれだけのペースで忘却が進行していくのかに関してはかなり個人差がある訳ですが、重要なことは、

  • 暗記直後から忘却が始まり、1時間後には50%以上も忘却してしまう
  • 1ヵ月後には、全体の約80%も忘却してしまう
  • 一方、忘れなかった記憶については、忘却のスピードが緩やかだった

ということです。

 

つまり、ある分野について勉強をしたとしても、うち50%以上の事柄については、学習日中に忘却の彼方である訳なのです(衝撃です!!)。いかに、記憶を保持しておくのが大変なことかというのが、よくお分かりいただけると思います。

さて、ここまでの内容だと絶望的な実験結果というだけで終わってしまう訳ですが、エビングハウスは実験を通して更に次の事実も発見します。

  • 復習することによって忘却のスピードが遅くなり、長い期間記憶を保持できるようになる
  • 忘却のスピードを遅くする為の、効率的な復習のスパンが存在する

 

復習を行うことによって記憶が復活するのは当然ですが、復習によってより忘れにくくなる訳ですね。脳にとっても、何度も覚えなおそうとしている=重要な記憶であるという風に感知するのです。

ただ一方で、闇雲に復習を行えばよい訳ではありません。あまり忘れていない段階で復習を行っても、あまり効率的ではないのです。

では、最も効率的な復習のスパンとはどのような間隔かという話ですが、一般的には「50%程度忘却した時点」と言われています。

より具体的には、勉強した日の1日後、3日後、7日後、1ヵ月後、3ヵ月後というスパンです(もちろん、個人差があります)。
1月1日に勉強したのであれば、1月2日、1月5日、1月12日、2月12日、5月12日という感じです。復習によって、忘却スピードが遅くなっている訳ですから、必要な復習回数は減少していくのです。

ちなみに、欲を言えば勉強直後は忘却が進む時期ですので、勉強から数時間後やその日の寝る前には1度復習しておきたいところですね。
まあ、実際問題として、次の日は復習もしつつ新しい事項も覚えなければいけなかったりするので、極力復習に対する労力は減らしておくのがよいと思います。ですので、勉強した日に一度復習し、次の日の復習負担を軽くしておくのが懸命だと思います。

 

エビングハウスの忘却曲線理論 実践

では、エビングハウスの実験から得られた結果を具体的に勉強に生かす場合、どのようにするべきかという事を書いていきたいと思います。

方法は、極めてシンプルです。勉強したページや解いた問題の上の箇所へ、その勉強に取り組んだ日付を記載しておくだけです。そうすれば、次はいつ復習するべきかという事が明確になりますので、エビングハウスの理論に則った効率的な復習を実現できるようになるのです。

ちなみに、問題演習時に関しては、忘却曲線理論だけでなくこちらの勉強法も併用して下さい。勉強効率が圧倒的に向上しますので、まあどんな試験であったとしても、通常の3分の1以下の勉強時間で合格を勝ち取ることができるようになると思いますよ。
 
<参考>
【問題集攻略】圧倒的に勉強効率を高める為の○△×勉強法ってなに⁇
資格試験合格の為には、基本問題は「瞬解」できるレベルまで復習すべし