改めて、簿記資格の取得メリットを紹介!!

言わずと知れた資格試験である「簿記」ですが、「一体何の役立つのか?」を真面目に考えて見ると、なかなか答えは出てこないものです。

そこで今回は、現役の経営コンサルであるサイト主が、簿記資格の取得メリットを4つの角度から解説していきたいと思います。

では、早速ご覧ください。

簿記取得の4つのメリット

会社の管理職の必須教養が身に付く

サラリーマンとして出世していくと、担当者としての営業力などに加えて、部下のマネージメントや所属部署の予実管理など、様々なスキルを要求されるようになります。

そして、管理職クラスになると、重要となってくるのが簿記や会計に関する知識やスキルです。

実は、このジャンルについては苦手意識を持っている方や、避けてきた人が意外と多く、社内的には偉い上司であっても、会計を全く分かっていないというケースも少なくありません。

複式簿記の仕組みすら分かっていない管理職の方は、想像以上にたくさんいます。

逆に言えば、会計や簿記に関するスキルを持っていると重宝されますし、管理職なった時のハードルの一つを超えた状態でスタートできます。

経営管理部や、幹部候補生として活躍していきたいと考えている若手サラリーマンの方ほど、簿記資格は持っておいた方が良いです。

決算書が読めるようになる、仕組みが分かるようになる

決算書を読むためには、「財務分析」が分かっていないといけない訳ですが、その財務の基礎は「簿記」です。複式簿記の仕組みを理解しているということが、大前提となります。

では、決算書が理解できると何が良いのでしょうか?

サラリーマンとして、幹部候補生への第一歩であるという事は前述の通りですが、例えば「株式投資」における分析の幅が広がります。

直前の値動きやマネー雑誌などでの評判、配当内容といった表層的な分析だけでなく、企業業績に基づくファンダメンタル分析も行えるようになり、より多面的に企業の価値を評価出来るようになります。

もちろん、簿記や財務を勉強したからといって最初からファンダメンタル分析が出来るようになる訳ではありません。

しかし、簿記という基礎知識を身につけた上で決算書を読むことで、ノリと雰囲気で投資するスタイルから脱皮し、少しずつ数字を用いた分析が出来るようになります。

他人に流されない判断軸・分析軸を持つためにも、簿記は勉強しておきましょう。

なんだかんだ潰しが利くので、転職にも使える

「AIによって、経理事務がどんどん代替されている」という話がよく聞かれます。

しかし、様々な企業の方とお話する限り、最も人材が足りていない職種の一つが「経理」ですね。特に、会社の規模が小さくなればなるほど、経理関連の人材が全く足りていません。

社長が営業活動の合間に行なっている経理事務を、他の誰かにやって欲しいと思っている会社は無数に存在します。

転勤族の旦那さんを持つ女性や、出産といったライフイベントによって退職せざるを得ないような女性なども、簿記資格を持っておくべきだと思います。

上位資格への足がかりに出来る

簿記は、様々な上位資格への登竜門的な位置付けにあり、会計関連資格の全ての土台といっても過言ではありません。

上位資格の一例を挙げれば、以下のようなものが存在します。

  • 会計士
  • 公認会計士
  • 中小企業診断士
  • 証券アナリスト

いずれも難関資格ですが、ベースは簿記3級や2級の知識です。キャリアアップやスキルアップの手段としても、簿記は非常に有効だと思います。

私自身も、簿記3級→簿記2級→中小企業診断士→証券アナリストの順で受験しましたし、少しずつステップアップ出来たからこそ、勉強へのモチベーションが維持できたと思っています。

上位資格を受験するに前に、まずは簿記試験を受験してみて適性を確かめるというのもアリだと思いますよ。

資格の認知度が高い

中小企業診断士などの資格試験は難易度はそこそこ高いのですが、世間的な認知度はそれほど高くありません。

「なんとなく難しそうな資格」「なんの資格か分からない」といった感じなので、採用面接で面接官がよく分かっていないケースなども散見されます。

一方で簿記試験は、年間で50万人以上が受験するモンスター資格です。英検や漢検といった試験を除けば、受験者数が最も多い試験であり、高い認知度を持っています。

ですので、「簿記を持っている=最低限の会計・経理の知識を持っている」という事を、採用の面接官などにもすぐに分かってもらう事ができます。

簿記は認知度が高いので、「保有者の能力のシグナル」としては非常に優秀なのです。

まとめ

以上、「簿記取得のメリットを改めて考えてみた」でした。

様々な資格試験が存在しますが、その中でも簿記は勉強する価値のある内容だと思います。興味を持たれた方は、3級からで良いので是非勉強してみてください。